2013年06月04日

GOPANのレーズン・ナッツ自動投入機能は細かい具もまんべんなく混ざるのか?

130604Rosemary1.jpg

このところシリーズでお伝えしております、GOPAN最新機種(SD-RBM1001)、
↓これ。



の小麦ゼロコース、検証レポ。本日も報告させていただきます!

なぜに検証が必要になったかと申しますと、ようするに、
「旧機種と新機種では、小麦ゼロコースに関しては材料の分量&配合が大幅に変更になった」
ということなんですね〜。

詳しい経緯は、
「多森のGOPAN本のレシピは新機種で使えるのか?検証シリーズ」

シリーズ1回目。
『取り扱い説明書のとおりに小麦ゼロゴパンを作ってみよう!』

シリーズ2回目。
『多森レシピの「基本の小麦ゼロのお米パン」を無理やり作ってみたらどうなるか?』

シリーズ3回目。
『具入りパンって、自動投入機能を使えばオッケーなわけ?』

をご覧下さい!

そしてシリーズ4回目の今日のテーマはこちらっ!!

『細かい混ぜ物も、自動投入機能でまんべんなくしっかり混ざるのか?』

といいますのも、私のレシピ本
 ↓↓↓


では、具材を投入するタイミングを以下の3つのパターンに分けています。

1、MIXタイミングA:材料を生地にしっかり混ぜ込みたい場合。
⇒「グルテン・イースト容器」が開くブザーが鳴ってから5分後に。

2、MIXタイミングB:具の形状をきれいに残したい場合。
⇒「こね」が終了する直前、羽根の回転が遅くなり始めたらすぐに。

3、MIXタイミングC:あまり早く混ぜると形が残らない材料、溶けやすい材料の場合。
⇒「発酵」の途中の羽根回転が終わり、ミル音が終了したら。

旧機種には新機種のようなワンダホーな「レーズン・ナッツ容器」
↓これ。

130526_corn4.jpg

なんてついておらず、原則ミックスパンはできない仕様でしたので、このようにタイミングを見計らって、
「今だー!!!」
と叫びながら投入していたわけですね。
(※叫ぶかどうかは個人差ですけれども)

前回レポの「とうもろこしのパン」の場合は、「MIXタイミングB」だったので、自動投入で問題なく焼けました。

今回検証したのは、旧機種で「MIXタイミングA」で焼いていたもの。
細かい茶葉やハーブなどは、混ぜ具合が足りないとムラになりますので、しっかり混ぜてくれるかどうか、はっきりしておきたいところです。

レシピは、著書の中から、
「ローズマリーと黒こしょうのお米パン」。
これ、おいしいんですよね〜。こしょうたっぷりでスパイシー!
クリームチーズのっけて食べたら激うまです。

さあ、新機種の自動投入機能で、うまく焼けるでしょうか!?
レシピの分量通りで、入りきらない米粉20gは白米と一緒に。
ローズマリーと黒こしょうを「レーズン・ナッツ容器」に入れてスイッチオン!


さて、結果はこちら!!!

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わーい、きれいに混ざってる〜〜〜〜!!!

まんべんなく、均一に混ざっております。
MIXタイミングAの場合も、自動投入で問題ないようです。
便利だ〜!!!


しかし。
・・・と、いうことは。

具材が投入されてから、結構しっかり生地が混ぜられているということか。
具の形状が崩れやすいもの、例えば大納言とか、フライドオニオンとか、そういうのは混ぜすぎになってしまうおそれが・・・。
ミックスコール設定して、コール後何分間か待って手動投入、という方法がベストなのかも。
このタイミングも、今後探っていきたいと思います。


ところで、気温が高くなり、GOPANも過発酵による失敗が出てくる季節になりました。
実は今回のローズマリーと黒こしょうのパンも・・・・。

130604Rosemary2.jpg

てっぺん陥没。
キメも粗くちょいと過発酵でした。
室温25度だったので、一応水の一部を氷に置き換えたんですが、氷の数が少なかった〜。
味も食感もギリギリセーフでしたが、あと少し気温が高かったら完全に失敗していたでしょう。

夏場の過発酵対策は、「夏場の過発酵の乗り切り方」という記事で紹介してますので、参考にしてください!




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posted by 多森サクミ at 13:51| Comment(0) | 新機種検証

2013年05月26日

GAPANの新機能、「レーズンナッツ自動投入機能」を使って「小麦ゼロパン」を焼いてみた

130526_corn1.jpg

引き続き、GOPAN最新機種(SD-RBM1001)での、グルテンフリーレシピ実験報告です。



「多森のGOPAN本のレシピは新機種で使えるのか?検証シリーズ」
ということで、ここしばらくお付き合い頂いております。

シリーズ1回目は、
『取り扱い説明書のとおりに小麦ゼロゴパンを作ってみよう!』

シリーズ2回目は、
『多森レシピの「基本の小麦ゼロのお米パン」を無理やり作ってみたらどうなるか?』

をお届けしました。

第3回目となる今日のテーマは、

「具入りパンって、自動投入機能を使えばオッケーなわけ?」

を検証です。

私のレシピ本
 ↓↓↓


には、具入りのパンも多く紹介しています。
旧機種のGOPANには、具材の自動投入機能なんて便利なものはついておらず。
具材は機械の動きに合わせてタイミングを見計らい、手作業で加えていたわけです。

しかし、新機種には「レーズン・ナッツ容器」なるものがフタの裏側にに装着され、
具は自動で投入されるのです!!!

130526_corn4.jpg

な、なんてすばらしい進化を遂げてくれたのでしょうか?
しかし、私の著書の具入りパンのレシピで、この機能を利用することは可能なのか?

今日は、大人にも子どもにも受けがよく、失敗も少ない代表的なレシピ。
「とうもろこしのお米パン」にて検証です。

使った米粉はマイベイクフラワー
GOPAN小麦ゼロパンに大変おすすめの米粉です。ふんわり仕上がりますよ〜。

130518_basic08.jpg前回のレポでもお伝えしたように、グルテン・イースト容器には米粉は60gしか入りません。
多森レシピの場合は80gなので、入りきらない20gは「米パンケース」に白米と一緒に入れちゃいます。


そしてコーンは「レーズン・ナッツ容器」へ。
朝焼き立てが食べられるように、寝る前に予約でセットしました。


そして朝。
結果は予想通り、見事な焼きあがりとなりました。

130526_corn2.jpg

いかがでしょうか?この膨らみっぷり。
高さは14cmありました。

焼きたてはスライスできないのがグルテンフリー米粉パンの悲しいところですが、子ども達が早く食べさせろとやいやい言うので、仕方なく割って提供。

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(カッティングボード:家具工房務台

コーンの甘みが引き立つほんわかしっとりパンです。
無事、自動投入機能を使って、著書の配合でおいしくできることが分かりました。

しっかり冷めてからスライス。

130526_corn5.jpg

きめ細かく、具の混ざり具合も良い感じです。


枝豆パン、ミックスレーズンパン もこの作り方で問題ないと思います。
いちじくに関しては、具同士がくっつきやすいので、手作業で入れる方法(新しいGOPANには、ミックスコールの機能もあります)が安心かと思います。

ざっくりと混ぜ込む具材の場合は上記の方法でいいのですが、問題は、
しっかり生地に混ぜ込みたい材料の場合。
例えば、茶葉やハーブ、刻んだ野菜など。

このあたり、引き続き、レポートしていきたいと思います!




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posted by 多森サクミ at 23:38| Comment(0) | 新機種検証

2013年05月18日

大幅改良されたGOPAN最新機種SD-RBM1001で、多森著書から「基本の小麦ゼロのお米パン」を焼いてみた。


130518_basic09.jpg

お待たせしました。

多森のGOPAN本のレシピは新機種で使えるのか?検証シリーズ 第2弾!!

さっそくお伝えしたいと思います。

今年の3月にリリースされたリニューアル「GOPAN」。
図体も音もちっちゃくなって、パンももっと膨らむようになって目覚ましい進歩を遂げました。
(※性能の向上っぷりは、GOPAN公式サイトをどうぞ。




ところが、この改良とともに、なんと「小麦ゼロお米パン」の配合が旧機種から大幅に変更されたことは前回のレポートでお伝えした通り。

このままでは、あんなに苦労して1つ1つのレシピを作りあげた本。
これ↓



が新機種から使えなくなってしまうー!!
これからゴパンデビューする方達の役に立たなくなるかもなんて・・・。
そ、それは悲しすぎるっ!!!

ということで、今日は、この本の冒頭で紹介しているレシピ、

「基本の小麦ゼロのお米パン」を無理やり作ってみたらどうなるか?

の検証をしてみました。

新機種と旧機種の配合の違いはこのような感じ。

130515_HaigouHikaku.gif

対する多森著書の基本パンレシピの配合は、
-----------------------------
白米 320g+水=640g
砂糖 27g
塩 7g
菜種油 12g
米粉 80g
ドライイースト 5g
-----------------------------
と、かなり違います。

ですが、無理やりこの配合で焼いてみるしかありません。

問題なのは、前回レポでお伝えした通り、新しい「グルテン・イースト容器」。
これが、米粉60g入れたら満タンで、米粉80gのレシピではあふれてしまうわけです。
入りきらない20g。どうすれば・・・・。

そこでタモリ、考えました。



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米と一緒に入れちゃったらいいんじゃん?

出た、THE 安易!!!

もう1点気になったのが、取説に何度も出てくる

「オリーブオイル以外の油ではうまくできないことがあります」

の文言。

これも祈るような気持ちで、あえて本のレシピに合わせて菜種油を使いました。

さあ、ドキドキでございます。
うまく焼けたのでしょうか!!??

結果は見事、


130518_basic01.jpg

焼けました〜っ!!!!!

しかもこの釜伸び。
パンケースからはみ出ているではございませんかっ!!
いや〜、この膨らみっぷりは感動です。

あと、細かいところですが新機種では、上部にかすかに焼き色が付くんですよね。
ほんのわずかな色なのですが、これがあるとないとでは、見た目が全然違います。
「新加熱構造」とやらの成果が発揮されていると思われます。

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高さを測ってみると、約13cm。
パナソニック取説と今回の多森レシピで比較すると、高さの違いはこのような感じ。

130518_basic06.jpg

材料のトータル量が多いんだからこの差は当然といえば当然ですが。

さて、外観はよしとして、重要なのは中身です。
しっかり冷ましてから(今回は半日置いときました)、スライスしてみました。

130518_basic03.jpg

こ、これはっ!!!!!
美しいキメ。ふんわりとした面持ち。
圧巻ビューテホーでございます!!!
(※下にある割れ目はパン羽根抜いた跡です。ご愛嬌。)

ちなみに前回レポの取説レシピのパンは、ほんの少しですがねとつき感があったのですが、今回はそれもずいぶん軽減されていました。

仕上がりの違いを並べて比べてみると、

130518_basic05.jpg

こんな感じで、多森レシピのほうがキメ細かく仕上がりました。
水温とか気温とか、そういう微妙な要因かもしれないので、レシピの違いの結果とは言えないのですが、たまたま今回はこのような結果となりました。

↓キメのアップ。

130518_basic07.jpg

味のほうですが、私のレシピは取説レシピよりかなり甘さ控えめになっています。
私はこのくらいの甘さが基本の食パンとしてはいいと思っていますが、甘いもの好きな夫は取説レシピのほうが好みのもよう。
甘さに関しては、お好みで砂糖を増やして頂いて大丈夫だと思います。


ということで、本日のレポートまとめ。

GOPANで「小麦ゼロ」のふんわりパン



の中の「基本の小麦ゼロのお米パン」レシピは、新しい機種SD-RBM1001でも使える。
入りきらない米粉20gをパンケースに入れる方法で。
これがかなりいい感じに仕上がる!!

(※ただし、メーカー推奨の作り方ではないため、自己責任の上でお願いいたします)


さて、基本のパンはできることが分かりました。
では、アレンジパンはどうなのでしょう?
具材の自動投入機能が新たについたため、この部分も要検証です。

しばし、お待ちください!!!

130518_basic04.jpg


★使う米粉によっても小麦ゼロゴパンの仕上がりはかなり変わってきます。今回のレポで使用したのはこのリファリーヌ。この米粉を使うと、山高に盛りあがったパンが可能。マイベイクフラワーは山型ではなく全体的に膨らみ、同様にキメの細かいふんわりパンになります。





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posted by 多森サクミ at 23:55| Comment(9) | 新機種検証