無事発売までこぎつけましたレシピ本、
GOPANで「小麦ゼロ」のふんわりパン
ですが、成型パンのレシピもいくつかあります。
イングリッシュマフィン
プレーンベーグル・よもぎベーグル
豚高菜お焼きパン
酒蒸しまんじゅう
黒糖甘納豆蒸しパン
です。
実はこれら全部、オーブン使ってません。
(↑※試作中のものです)
まずはゴパン付属のCookbookを元にトライ。うまくいかないので、配合を変えたり、材料を変えたり、ホイルをかぶせたり、温度を変えたり、発酵の加減を変えたり、もろもろトライしました。
でも我が家の一般家庭向け代表のようなオーブンでは許せるレベルのものはできませんでした。
で、もうオーブンはあきらめました。
時々作っていた、米粉100%のフライパンで作るイングリッシュマフィンのレシピを元に、GOPANでの配合を調整。
無事納得のいくものになりました。
こちら間にあんこはさんだら平焼きアンパンになるし、色々応用可能です。
私の中では「基本の成型パン」という位置づけです。
そして蒸しパン。
Cookbookのレシピでやってみましたが(あのレシピ発酵なしでいきなり蒸すんですよね。あれでいいんですかね?)、驚くほどのまずい仕上がり。
ふくらまない!!
発酵させてからやってみてもだめ。
上新粉を米粉に替えてもだめ。
で、ふと気がつきました。
あれ?蒸しパンだったら、イーストじゃなくてベーキングパウダーでいいじゃん。
ということで、ベーキングパウダーで作ったら問題が解決いたしました。
ふんわり度アップさせるために、コーンスターチを配合したり色々しています。
そうなんです。そんなわけで、酒蒸しまんじゅうはこの中では一番試作しまくりました。
いや〜。思えば試作で酔っ払ったなー。
酒粕も日本酒も結構入ってるんですよね。
↑これは試作中のよもぎベーグルですが、これなんかは「レンジでチン」です。
かなりあっという間にできちゃいます。
小麦ゼロ生地コースを使ったレシピには、「お米のガレット」もあります。
米粉ではこんな感じで作ってましたが、これをゴパンを使って「米から」作ります。
っていっても、ちょー簡単。
そんな感じで成型パンのせてます。
食パンレシピについても、また次回紹介していきたいと思います。
2011年09月30日
オーブンで成型パンは難しい
posted by 多森サクミ at 00:18| Comment(0)
| 本について
2011年09月26日
明日、発売になります
忙しさに追われ、報告が遅くなってしまい申し訳ありません。
こちらで色々研究報告しておりました、GOPANで作る小麦ゼロパンのノウハウを集大成したレシピ本を発売することになりました。
発売日はなんと明日!
早く報告せねばーと思いながら、あっという間に月日は流れておりました。
タイトルは、
“GOPANで「小麦ゼロ」のふんわりパン”
まんま、ズバリ!のタイトルです。
今回も、前回の炊飯器米粉パンの時のスタッフの方が集結してくださり、本当に素敵な本になりました。
スタイリストさんのセンス。なんでしょう。このノスタルジックな感じ。
カメラマンさんもそれはそれは丁寧に撮ってくださって。びみょ〜〜〜に影の入れ方を変えたり。プロカメラマンすごっ!!と。現場で見てるとつくづく思います。本当に。
私のなぐり書きのようなレシピ、現場で伝えるコツなどなど、分かりやすくモレなく、そして簡潔にまとめてくださったライターさん。
そしてその写真と文章を美しくまとめてくださったデザイナーさん。
そして、「全部小麦ゼロのレシピにしたい!!」というワガママを受け入れてくださった出版社の方。
涙出そうです。皆様本当にありがとうございました。
レシピ作りには、3か月以上を要しました。
毎日のように作っては食べの繰り返し。
・未知の機械が相手。
・小麦のパンとは違い原料は米。
・グルテンの力には頼れない。いや、頼らない!
ということで、とにかく作ってみなければ、それがおいしいのか? てか、そもそもちゃんとパンと呼べるものになるのか?
結果が分かりません。
それはそれは、大量の米を消費いたしました。
グルテンの力に頼らずパンを作ることは、非常に多くの失敗のリスクがあります。
小麦のパンなら、多少のミスでも結構パンになるのですが、米オンリーのパンの場合は、ちょっとしたミスが命取りになります。
「食えたもんじゃない」物体ができあがってしまうのです。
その時の落胆といったら・・・。
お米も米粉も、決して安価なものではありません。
家計にガツン!!と響きます。
レシピ本を作るにあたり、私を奮い立たせたものの一つに、
・材料代と時間のムダ
・失敗したことによる「悲しい思い」
を少しでもなくす力になりたい、という思いがありました。
それを実現するために、とにかく試作して失敗の原因を考え、改善して再トライ、ということを続けました。
そして気がつくと、レシピ作りに3カ月以上・・・。
この本を通して、
グルテンなしでもちゃんとふんわりパンができること。
色んなアレンジパンが楽しめること。
が伝わるといいなと思います。
Amazonでも予約可能になっています。
GOPANで「小麦ゼロ」のふんわりパン
店頭にはいつ頃並ぶでしょう〜。
ゴパンユーザーの方に是非ご覧頂ければ幸いです!
こちらで色々研究報告しておりました、GOPANで作る小麦ゼロパンのノウハウを集大成したレシピ本を発売することになりました。
発売日はなんと明日!
早く報告せねばーと思いながら、あっという間に月日は流れておりました。
タイトルは、
“GOPANで「小麦ゼロ」のふんわりパン”
まんま、ズバリ!のタイトルです。
今回も、前回の炊飯器米粉パンの時のスタッフの方が集結してくださり、本当に素敵な本になりました。
スタイリストさんのセンス。なんでしょう。このノスタルジックな感じ。
カメラマンさんもそれはそれは丁寧に撮ってくださって。びみょ〜〜〜に影の入れ方を変えたり。プロカメラマンすごっ!!と。現場で見てるとつくづく思います。本当に。
私のなぐり書きのようなレシピ、現場で伝えるコツなどなど、分かりやすくモレなく、そして簡潔にまとめてくださったライターさん。
そしてその写真と文章を美しくまとめてくださったデザイナーさん。
そして、「全部小麦ゼロのレシピにしたい!!」というワガママを受け入れてくださった出版社の方。
涙出そうです。皆様本当にありがとうございました。
レシピ作りには、3か月以上を要しました。
毎日のように作っては食べの繰り返し。
・未知の機械が相手。
・小麦のパンとは違い原料は米。
・グルテンの力には頼れない。いや、頼らない!
ということで、とにかく作ってみなければ、それがおいしいのか? てか、そもそもちゃんとパンと呼べるものになるのか?
結果が分かりません。
それはそれは、大量の米を消費いたしました。
グルテンの力に頼らずパンを作ることは、非常に多くの失敗のリスクがあります。
小麦のパンなら、多少のミスでも結構パンになるのですが、米オンリーのパンの場合は、ちょっとしたミスが命取りになります。
「食えたもんじゃない」物体ができあがってしまうのです。
その時の落胆といったら・・・。
お米も米粉も、決して安価なものではありません。
家計にガツン!!と響きます。
レシピ本を作るにあたり、私を奮い立たせたものの一つに、
・材料代と時間のムダ
・失敗したことによる「悲しい思い」
を少しでもなくす力になりたい、という思いがありました。
それを実現するために、とにかく試作して失敗の原因を考え、改善して再トライ、ということを続けました。
そして気がつくと、レシピ作りに3カ月以上・・・。
この本を通して、
グルテンなしでもちゃんとふんわりパンができること。
色んなアレンジパンが楽しめること。
が伝わるといいなと思います。
Amazonでも予約可能になっています。
GOPANで「小麦ゼロ」のふんわりパン
店頭にはいつ頃並ぶでしょう〜。
ゴパンユーザーの方に是非ご覧頂ければ幸いです!
posted by 多森サクミ at 12:36| Comment(5)
| 本について