2011年08月20日

上新粉+コーンスターチでふんわり


ふんわりさせるコツの一つとして、米粉の一部をコーンスターチに置き換える方法があります。
たとえばこの写真。

110820_joshinko.jpg

この2つ、いずれもスーパーで買った「上新粉」を使用しています。
でも、左のものは上部が陥没しています。キメも粗く、ねっとりしていました。
右のものはキメもそろってナイス仕上がり。

この日は室温24度。
水は冷水ではなく、水道水をそのまま使用しました。

室温が高い日に小麦ゼロコースで冷水を使わないなんて失敗への王道!!
しかもただでさえ失敗しやすい上新粉。
しかし右のものは成功です。

秘密はもうお分かりでしょうか。
上新粉の一部をコーンスターチに置き換えてるからなのです〜。

この「一部をコーンスターチに置き換える方法」ですが、色々と使い勝手があります。
上新粉使用の時におすすめなのはもちろん、

・製菓用米粉を使っても食感がねっとりしちゃう(米粉の選択ミス)。
・粘りの強いお米を使った。
・なんか具を混ぜてアレンジパン作ったらキメが粗くなっちゃったんですけど。

みたいな場面で、粘りを抑え、キメをそろえてくれる効果があります。

詳しい配合は現状まだお伝えできず、すいません。
一点注意しなければいけないのが、コーンスターチを使用した場合、水分量を少し減らす必要があります。

製菓用米粉なんてスーパーで売ってないし。上新粉でふんわりパン作りたいんですけどー。という方におすすめの方法です。


posted by 多森サクミ at 11:33| Comment(0) | ふんわりのコツ

2011年08月18日

夏場の過発酵の乗り切り方


ゴパンでグルテン入りの米パンを作る時もそうですが、小麦ゼロ米パンの場合は特に、夏場の室温には注意が必要です。
普通に何も気にせず作ってしまうと、

・発酵しすぎで陥没
・キメが粗くなって食感が最悪

といったことになってしまいます。
そんな夏場を乗り切る方法をご紹介したいと思います。

まずは水温です。
ゴパンの説明書には、室温が20度を超える時は10度の水を使うとあります。
冷たい水を使えってことですが、私は面倒なので、水の一部を氷にしてしまいます。
洗った米+製氷皿の氷6個くらい+水=640g みたいな。
ミルが始まるまで30分浸水時間がありますんで、だいたいその間に溶けるかなーと。

そしてこちら!!!

写真 2011-08-16 12 50 06.jpg

出た!! アイスノン!!!!
「発酵」が始まったら、こいつを上にのっけます。
「焼き」が始まったらはずします。

アイスノンじゃなくて、大きめの保冷材でもオッケーです。

室温24度、上新粉使用、水道水使用、で普通に作った時はみごと陥没してしまいましたが、この方法だと室温29度の汗ダクダクの時もきれいな小麦ゼロパンができました。

上新粉ではなく、マイベイクフラワーかリファリーヌか共立食品米の粉あたりの米粉を使うとさらに安心かと思います。

なんだか最近小麦ゼロパンが失敗しちゃうーという方、おそらく過発酵が原因かと思います。
よろしければお試しください。

※メーカー推奨の方法ではないので、もしこの方法で作る際は、自己責任ということでお願いいたします。

posted by 多森サクミ at 11:19| Comment(3) | 小ワザ

2011年08月12日

焼きあがりの冷まし方


小麦ゼロコースで上新粉を製菓用米粉に置き換えるとふわふわパンができますが、そうして焼きあがったパンをマニュアル通りに横向きで冷ますと、パンがやわらかいため形が崩れてしまいます。

で、私は焼きあがったパンをこのように冷ましております。

110812_yakiagari.jpg

牛乳パックですー。
羽根をはさんでおりますー。
この状態で15分置いて、羽根を取ります。
よろしければお試しください。

posted by 多森サクミ at 16:00| Comment(0) | 小ワザ